にとりのルアー
カラーバリエーション

  タナキア50

2011春から開発がスタートした渓流用フローティングミノー。
当初、外の世界での販売を想定して管理釣り場の虹鱒釣り用として開発に着手。
しかし、販売の話が暗礁に乗り上げ、次第に渓流用に修正してゆき、2013年に野生の渓流魚向けとして完成した新型ルアー。
開発当初の管理釣り場用としての特性を強く残しており、低速でのデッドスローリトリーブでも高いアピール効果を発揮します。
無論、渓流の流心での使用にも耐える安定性も確保。
夏場の食い渋りや雨後の水変わりで魚の活性が落ちた時に一押しのルアーです。




ルナシューター50

タナキア50の販売が暗礁に乗り上げている間に、新しい「にとりのルアー」として開発された渓流用フローティングミノー。
当初、サスペンドとして開発が進んでいたが、川辺川上流域でのサスペンドミノーの優位性を見いだせず、生産コストの安いフローティングに変更。
ルアー自体の生存率も高くなり、この方が色々とメリットが多いと判断し、汎用性の高いフローティングミノーとして完成させました。
旧にとりのルアーより、一層空気抵抗を少なくし、飛行時の弾道が乱れにくいデザインとしているので、より遠くのポイントを正確に狙えるようになっております。
渓流用ミノーとしてストレスなく使えるスタンダードとして高い完成度を見せ、度重なる工事と水代わりに沈黙する川辺川、盛夏の暑さにゆだる玖珠川、繊細な演出を要求される各所エリアフィッシングでも満足のいくテスト結果を得て、皆様にお届けできるようになりました。




ルナシューター80

2013年初夏、外の世界で販売するバス用クランクベイトフィールドテスト中、激変しすぎる気候変動が招く食い渋りに、どうしてもサスペンドミノーが必要になる事態が度々発生。
その時についでに試作したルアーが思いのほか高性能だったので急遽製品化する事に。
バルサ製手作りルアーでサスペンドはコスト的にかなり問題だったのと、ルアー自体の根掛りし難さから、製品はゆっくりと浮かぶフローティングミノーになっておりますが、普通に使う分にはサスペンドと大差ない結果が出ました。
このルアーの一番の売りは、ナイフのように薄いボディーが繰り出すフラッシュ効果。身を翻す度にギラリと光を反射し、遠くのバスにもアピールします。
そして、細身のテールはフラッシュに引き寄せられたバスを誘惑し、バイトへと強力に誘引します。


赤巫女カラー
赤金ベース

燃える夕日を思わせる赤は、浅い水深では鮮やかなアピールカラーに、又、深い水深、暗い環境下では色が減衰してルアーのシルエットを小さく見せかける効果があります。
また、魚が捕食する生物が赤い場合、例えばザリガニや赤トンボが沢山居る状況下では思わぬ当たりルアーとなる事も有ります。
また、山女魚、岩魚、虹鱒等の鮭科魚類が特によく反応する色でもあります。
この赤巫女カラーは、そんな特性を持つ基本色の一つである赤金に、霊夢の持つお祓い棒をイメージした白い模様を追加してみました。
河鹿蛙や蜩の歌う夕方に、これを使ってみてください。一日を締めくくるに相応しい、とっておきの思い出に出会えるかもしれません。



 
 
黒菌カラー
黒金ベース

どんなルアーのカラーバリエーションにも必ずと言っていいほど入っている黒金。かなり押しが強い彩色であるにもかかわらず、しばしばこれがナチュラル系カラーとして扱われるのは、金鮒や泥鰌など、泥水の中で暮らしている魚の色に近いからでしょうか?
この色は、水が澄んだ環境で使えば強力に魚の目を引くアピールカラーとして、水が茶色に濁っている状況では、ナチュラルカラーとして高い効果を発揮します。
この黒菌カラーは、そんな黒金の持つ強い押しに魔理沙の強烈な弾幕のイメージを重ねてみました。金色のワンポイントは、魔理沙の帽子を鰭のような形に崩してデザイン化したものです。
このワンポイントはヒラを打つ時にギラリと一際強く輝き、魚の目を引くとともにアングラーにルアーの現在位置を知らせてくれる効果があり、濁りの入った激流の中でルアーを操る際の手助けにもなります。


 
 
河鮎カラー
鮎カラーベース

定番中の定番、釣れる色として知れ渡っている鮎カラーです。単に鮎をイメージしているというだけなら、この色はこれほど定番化はしなかったでしょう。
ルアーの色選びの目安「釣り場の水の色とルアーの色を合わせる」に、この色は大抵の場合ピタリとはまり、濁りの入っていない通常のコンディションでは、まずこれを出しておけば間違いないと言えるほどです。
この河鮎カラーは、そんな「魚を獲ってくる能力」と河童の河城にとりのイメージをかぶせてみました。
鰓の辺りに有る鮎カラーのトレードマーク黄色の点は、にとりの帽子に書いてある河童文字に置き換えられていますが、魚を獲ってくる効果は鮎カラーと同じです。いやいや、貴方が信じてくれるならば、この河城にとりをイメージしたルアーは鮎すらも獲ってくるかもしれません。(実際にかかってきた事も有ります、鮎の年券を持ってなかったのでリリースしましたが)


 
 
アイシクルフォールカラー
鰯カラーベース

淡水の定番が鮎カラーなら、海の定番はこれのベースとなった真鰯のカラーです。どんな肉食魚も好んで食べるイワシカラーはそれだけでも釣れる要素満載ですが、やはり、釣り場の水の色に適合するという意味でも大きな強みを持っています。
全て海の中での話になりますが。
しかし、これを渓流で使うと、どぎつい印象が無い割に、水の中でそこそこに目立つアピールカラーとして使う事が出来ます。
魚がどんな色に良く反応するのか判断が付かない時、パイロットルアーとしてこの色を選んでみてください。食欲にも攻撃衝動にも訴えるところの大きいこのカラーは、魚が警戒している時や食い渋りの時でも何らかの反応を得られるでしょう。シーズン初めや、久しぶりに訪れる釣り場で特にお勧めです。
このアイシクルフォールカラーは、真鰯の黒い点々模様の代わりにチルノの持つ氷の翼をイメージした模様を入れてあります。
水中で明滅する小さな青い翼を、魚達は無視する事が出来ないでしょう。「縄張りに入ってきた生意気な青いチビスケ」に、魚達はきっとちょっかいを出しにくるに違いないのです。
 
フォーエバーニートカラー
管理釣り場の虹鱒は、人工的な餌に慣れています。場合にもよりますが、ハッキリした色によく反応する場合が多いので、思い切って派手にしてみました

色とりどりの点は、夜空に浮かぶ月星をイメージして入れてみました。
輝夜さんの弾幕を思わせるこのカラーは、きっと虹鱒を魅了してくれることでしょう。
   姫クランク
虹鱒管理釣り場専用ルアーとして最初から設計された特殊用途ルアー。
一応野生魚も釣れるよう工夫してみましたが、完成が真冬だったので、渓流で試していません。
管理釣り場でのテスト結果は良好。鱒達が普段口にしているペレットや昆虫に近いサイズ、シルエットなので違和感なく食いついてきます。
使い方は基本的なスローリトリーブ、ブレードのきらめきを生かしたトゥイッチング等でOK。

浮くルアーなので、魚のタナが深い場合はフックにガン玉を追加してスローシンキングにしてみてください。
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にとりのルアー(旧)

既に日本各地のユーザーから多数の釣果報告が寄せられている、確かな実績を持つ渓流用ルアー。「浮くものと沈むものがある」など、初期ならではの問題も有りながら、今まで多くの山女魚、岩魚、バス、レインボートラウト、シーバスまでも仕留めてきた。
これの、もっとも初期の試作品は、何度か渓流ビギナーの手を渡り歩き、幾多のキャストミスによる岩直撃に耐えながらもトラウトを仕留め続け、ヒビだらけの姿になって補修の為に帰ってきた。
驚くべき事に、このルアーは、五年の歳月を経て帰ってくるまでの間絶え間なく使われ続け、ここに来る前日まで実際にヤマメをヒットさせていたという。