虹鱒エリア等釣行記

	2014年３月20日 大分県九重町 フィッシングてらとこ 虹鱒エリアフィッシング
皆さんにとって、虹鱒を放した人工的な釣り場はどんな位置づけでしょうか? 一番多いのが「最も手軽にルアーで魚が釣れる釣り場」 という位置づけで利用している人が多いのではないでしょうか? まあ、これは、大方正解で、部分的には真逆で不正解です。 何故なら、エリアの鱒というやつは、一度か二度既に釣られた奴が多くて、そうそう簡単には掛って来ません。 魚は見えるほどの距離に沢山泳いでいるという点では、他のどの釣り場環境より一番手軽といえますが、こと、ルアーに関してはどうしてもスレた魚と直接対決しなければならない点では屈指の難しさが有ります。 で、このスレた魚をどうルアーに食いつかせるか?そして、決して深くは掛ってくれないショートバイトをどうヒットに繋げ、危うくチョコンとだけ針に掛った魚をどうバラさずに取り込むか?そこが腕の見せどころであり、エリアの楽しみ方の主流になっているようです。 タックルも専用の物が出てきています。 まず、竿はとても穂先の柔らかいものを使うのが良しとされています。何故なら、バスロッドのように強い張りがある穂先だと、魚に感づかれてルアーを吐き出されてしまう事がとても多くなります。シングルフック限定の釣り場が多いので、この部分は結構差が出ます。 そして、ヒットしたらしたで、掛りはとても浅く、すぐにバレてしまうので、小さな衝撃を全部吸収してくれる柔らかい穂先はここでも有利。 ラインは細いに越したことは有りません。ルアーの動きを妨げないし、水面に糸切の波紋を出すこともある程度防げます。何しろ相手はスレています。怪しい兆候に対して敏感。太くても４lb、エリアに通い詰める常連さんは２lbを使う人も居るほどです。 リールだけは普段渓流で使っている物そのままです。巻き上げスピードはそれほど問われないので、レトロリールをあえて使う趣味人も居ます。 して、ルアーです。 これが…いつも…苦労する所です… 何故なら、私にとって、エリアは渓流用ルアーをフィールドテストする、一種の究極の道場破り場的な位置づけになっているから、出すルアーは必ず野生魚を相手にすることを前提に作られた、正直エリアでは不利なもの。 いや…最近は…そうでもなくなってきたんですが… でも、やっぱり苦労します。 なんでそんな事をするのかというと、渓流でですね、エリアの釣りみたいな難しい展開になる事も、夏には頻繁に有りまして。そんな時にも釣れるルアーにするために、うちの子達をここで戦わせるんです。 夏場の食い渋りだけじゃありません。春先の好シーズンでも、先行者が多ければ、魚は当然スレます。そういう時にでも釣れるルアーを作りたいんです。 食い渋りの魚にリアクションを起こさせるのは中々に難しくは有りますが、これはどうしても必要。 そう… 私は… 九州に来てから朝マズメに川に立った事が無い… お分かりかと思いますが、ネボスケ星人なんです。 たとえ、河原にキャンプを張ろうとも、ラジオ体操の子供達より早く外へ出る事は有りません。 っていうか、テント張った時点では暗くてラジオ体操に通う子供たちが通るような道端だった事にすら、日が高くなるまで気付いてなかったんですよ！（奥歯噛み、涙滲む） つまり…私が山女魚釣るのもそんな場所ですｗ すいません、話がそれました。 九州は大分県、九重町の「フィッシングてらとこ」に訪れたのは３月２０日。まだ渓流釣りのシーズン最盛期。渓流の方は、前日に同地玖珠川で手堅く釣っておきました。キャンプ釣行だったので翌日すぐ（８時過ぎだけどｗ）現場に着きました。 カカシがステキ（♥） 天気は、小雨と霧の釣りに好適な条件。 こういう日は魚の警戒心が薄くなって釣り易いですよね。 気温は１５度ぐらい。釣り場コンディションは絶好ですが、相手は百戦錬磨の虹鱒。 はたして？思惑通り釣れるか? 今回は渓流用自作ミノー 「タナキア５０」縛りでいきます。 これで挑みます。 うおっ！キタ! 心配をよそに、虹鱒はデッドスローで水面を漂うミノーを引っ手繰って行きました。 早速現地食い。 美味しゅうございました。 当初の心配をよそに、虹鱒様は私の自作ルアーに反応してくれ、良い釣りが出来ました。 ちなみに、タナキア５０、ここにも置いてもらっています。 玖珠川の釣り券もここで買えます。 釣り場の詳細はこちら、フィッシングてらとこのホームページに出ています。 http://teratoko.com/
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