渓流釣行記(等)

 

2016年3月20日
川辺川釣行記
春ですね!
春と言えばそう、もう、皆さん、心当たりがあるのではないでしょうか?
花ほころび、小鳥さえずる時、毎年訪れる恒例の…















(´・ω・`)残念なお知らせが来る季節です

世の中がいかに、桜の報せに色めき立とうとも、私のところにだけ、それは来ない仕組みになっているようです。

サクラサク知らせを受け、勝ち組達がヒルズタワーへと昇ってゆくのを、ルーザー達が満開の桜の枝にロープを掛けながら見送るイメージ。例えば今年は、20万円掛けた婚活サービスから、泣きながらの撤退でした。

まさかの「ごめんなさい率100%超え」に、生きる事の罪の重さを知りました。


日本の少子化の元凶がまた一つ、静かに消えてゆこうとしています…

生まれてきてごめんなさい。

ルアー販売の方も不信を極め、鳴かず飛ばずどころか、力無く卵殻の中で腐敗してゆく感じ。

そろそろ咲き始めた桜はないかと、瓦礫の堆積する熊本城内をうろついていたところ、思いがけず携帯電話にメール着信が。

(;´Д`)あれえ?誰だろ?

変ですね。出来るだけ人目につかぬよう、息をひそめて暮らしていたから、まっとうなスジでは無さそう…


(;´Д`)アレかな?架空請求詐欺?

まあ、どうせ吊るんなら、ちょっと架空請求のダークなオーラを実行の手助けにするのも悪くないかなと思い、メールを開いてみる事に。

( ゚∀゚)イヤッハー!みんな見てるーww
あのねえ、あのねえ、八代外港でナイスサイズのコチとシーバス釣れたのなのなのーwwww







ヽ(*`Д´)ノチキショー!勝ち組の自慢じゃねーか!!

しかし、次にこのように書かれていました。

「山女魚釣った事ないから、この春、渓流ルアーをやってみたい」

ちょっとだけ・・・世のため人の為になってから向こうへ行くのも良いかもしれない。
閻魔さんの心象もちょっとだけ良くなりはしないだろうか?

例えばこんな…




















 

( ^ω^)・・・無理かw

 
過去に重ねた罪の重さを嚙み締め、川辺川へ向かいます。
同行してくれた通称 カントク は、虹鱒管理釣り場での釣行回数は多いとのことだったので、ポイントへのアプローチの仕方や、キャスト方向、ルアーを流すコースなどを教えながら釣り上ってゆきます。







最初は、夜明け前から川原へ下り、朝になってから投げ始めたんですが、今シーズンの川辺川は、工事の影響で砂利流入が多く、あまり魚が残らない厳しい釣況。

断続的に降る雨に心折られそうになりながら、昼前に何とか…







やりました!釣具のポインヨ幻想郷店のルアーでの釣果。
ガチのサイトでは、ちっとも売れないのに、土産物的なものとして、大⑨州東方祭で販売していたこいつだけは、もう、100本以上(詳しい数は忘れた)出てるんですよねー。まあ、性能はガチの奴と同じだから、普通に釣れるんですけどね。っていうか、ガチのサイト、あまりに売れないから、売り切れ状態で放置してるんですよね…また出してみるかなー。








釣れたのは、教科書通りの淵頭…ではなく、その上にある小さな滝つぼ。
見事に竿抜けポイントを見付けてのGETでした。
カントクが釣ってくれたので、もう逝ってもいいかな?…と思ったけど、折角だから私も釣ります。








ここは渕尻に岩盤に打ち付ける良い流れがあり、ライズも盛んにある絶好のポイントですが、そこじゃ出ません。
もう、この春だけでも200~300人に撃たれているであろうこの場所に残っている魚は、糸が付いているようなものに食いついて来る事は有りません。

狙いは、その先にあるチャラ瀬。しかも、岩のエグレ前にダイレクトにルアーが流れてゆかないと出てきません。
針穴を通すような微妙なライン取りでルアーを流すこと数投…








(・∀・)キタ―!!

人が釣った後でも、竿抜けポイントを狙い撃ちにすることが出来れば、何とか釣れます。







時はちょうど昼頃。朝入った釣り人達が帰った後ですが、竿抜けを撃ちながらぽつぽつと釣果を重ねてゆきます。
暖かい雨が降っていたのも、天の恵み的幸運でした。休日でピーカンだったら、先行者の足跡をたどりながらの釣りは、困難を極めるんですが、ササ濁りが釣りを助けてくれます。






水滴がレンズに着いたせいか、ちょっとぼやけていますが、最後には推定25cm(測る前に食ったので不明)のきれいな山女魚を釣ることが出来ました!!







今回の釣行は、休日に渓流初心者にルアーで釣らせるというハードルの高いミッションでしたが、雨による天の助けを得て無事にミッションクリアできました。






ま、終わり良ければ、すべて良しとしておきますか。

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2015年8月11日
川辺川釣行記
 
ええ、今気付いたんですよ。
この下の記事二つが二年先の日付になっていた事を。

そんな事だから釣り新聞に投稿したネタも全てボツになるんですよ。

わかっています、今更日付を修正したって、この記事に気付いてくれる人自体…本当は誰も居ないんです…

「近場や渓流、箆鮒の記事も大歓迎です!」

…文面通りだと思ってネタを送り続けた日々…ああ…二度と帰らぬあの日。

そう、新聞は西日本版なんだけど、買うのはほぼ全て福岡の人だけだと云うことに事に気づくのが遅かったんです。

「(福岡市から)近場や(福岡の人が行きそうな)渓流、(福岡でも有名な場所に限り)箆鮒の記事も大歓迎です!」

…と、文脈を正しく読めなかった私が悪いんです。

通信簿にはいつも「空気を読めず協調性に乏しい子です」と書かれてい(た気がし)ました…」


もう…吊るしかないでしょう…

いや…もっと手軽に手kub…






















ヽ(*`Д´)ノうわあああああ!!!!!


行ったるわ―!福岡の人が行きそうな渓流釣り場!

日本中で有名な大山女魚の釣れる釣り場、川辺川で(f-1の32cm(バス持ち)を上回る)
グッドコンディションのネイティヴトラウトgetして一面に載ったら―!

と、云う訳で自殺回避と新聞紙上での失地回復を目的に川辺川に釣行しました。
前日に父がこの川へ行き、喰い渋りながらもけっこう良い山女魚を釣ってきたので、(この時点では)私にも釣れる筈と思って鼻息も荒く出かけました。



風にたなびく短冊が夏を感じさせますね。
この日の気温は、五木村でも29度。
暑さと日差しで早くも嫌な予感がしてきました。










華やぐ蝶々達。

綺麗に見えますが、鹿の尿に集まって塩分を吸っていますw

そう考えたらこの世の全てが急に汚く見えて盗んだバイクで走りだしたくなりました。

(取りあえず、隣に尿を足す)







最初に入ったのは坂本川合流点よりちょっと上流。

いかにも釣れそうに見えますが、もう8月10日を過ぎれば、世間はボチボチ盆休みに入っているらしく、先行者の足跡だらけの厳しい状態。

ええ、ここでも空気読めていなかったんです。

谷底が私を呼び(続けている気がし)ます…






(´ω`)
やったよ!尺上(ウグイ)getしたよ!

この子だけは、どんな厳しい時も来てくれます。
困った時に近くに居てくれる人が本当の友達らしいです。

ウグイは、もはや私のマブダチ。

「当然…リリースしてくれますよね?」

(ウグイが向ける信頼と確信の眼差しを背に受け、私は無言で焚火をはじめる)































やっぱ、これですよw

現地で茹でた蕎麦と共に塩焼きを食う!

正に至福w

ミヤマイラクサのおひたしも添えてあります。

腹が膨れた所で釣り再開。






淵や流心は全て打たれた後なので、こういった浅場の竿抜けを地道に流してゆきます。

膝ぐらいだろうと思える流れの中にも、所々エグレや石の陰などが有り、そういった場所には山女魚が残されているかもしれません。









したら!きましたよ!

やっぱり岩陰に隠れていました!

自作ミノーLNS50ss(クチボソカラー)での釣果です。








その後は、この程度のロリ山女魚が何匹か釣れたのみ。

まあ、まともなのが釣れたんだから記事に出来ない事も無いんだけど、あの程度じゃね…

(福岡くんだりから高速代まで払って)来ようと思うレベルのニュースじゃないですね…ま、結局ホームページのネタに使うからいいんですけどね。







今回は、魚がスレてる事と、高水温による喰い渋りのダブルパンチで、新聞ネタに出来るような魚は釣れませんでした。
でもね、喰いが渋い中でも何とか釣れたんだから、いいんじゃないでしょうか?

山の恵みをちょっとだけいただく、
そんな釣りが好きなんですよね私は。

(ちなみに、この花の葉も食えます。株ごと引き抜くと絶滅するらしいので、葉を二枚ずつぐらいもらいます)

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2015年6月8日
川辺川釣行記
なんだかここばっかり行ってるみたいな感じですが、ここ以外の釣り場に行ったネタは、釣り雑誌に上げているので、ここには出してないだけで、他にも椎葉とか、…(やっぱここばっかでした)

で、渓谷に雲が立ち込め、シトシトと雨が降る6月8日、また川辺川の山女魚を釣りに来ました。
 




いつもの所から釣り始めます。
雨模様と云う事も有り、あまり奥へは行けません。

増水で帰れなくなったら大変。


幸い、川はちょっと増水(○丸の雑炊ではなくw)
充分釣りになる水位。






梅雨の渓流と言えば、笹濁りの水が山女魚の警戒心を解き、一気に釣り易くなるハイシーズンのイメージですが、当日は何故か食い渋り気味。何故?

それは、あまりに流下する昆虫が豊富すぎて、魚にイマイチ食い気が立たない。或いは流入し続ける山水が、川の水のPHをかなり変えてしまった事等による喰い渋りで有ると思われます。

この日は、川の上流に向かって投げて、真直ぐ下流に引いてくるアップストリームキャストには無反応。
流れを横切るようなクロスストリームキャストで投げ、ルアーを流し気味にゆっくり引いて来て、やっとヒットするぐらいでした。

笹濁りの条件も重なってたから釣りになったけど、水が澄んでいたら魚に人影がモロ見えで釣れなかったでしょうね。





サイズは小さいながらも、ポツ…ポツと拾い釣りできます。

真ん丸なパーマークと赤い尾ヒレがお洒落なこの地域独特の山女魚さんが相手してくれます。

川辺川の魚は、放流物が多数派なんですが、中には野性味満点の子もいます。









こいつはエラに掛っています。
喰い渋りの時によく有りますね。

鼻で突いただけで帰るつもりが、引っ掛ってしまったイメージでしょうか?

この日は結構バラシが多かったです。
魚自体は沢山居るんですけどね…










筆写が連続バラシに苦しむ間、皆さんは川辺川の梅雨に咲く可憐な花の画像でお楽しみください













もう、こないかなあ?
と、諦めかけたその時に…











はい、ドーン!
来ましたよー尺山女魚!!

対岸でドンガラと川底を掘り返しているその目の前での釣果。

本当に、渓流魚って奴は分からないですねー。





ヒットルアーは自作ミノーLNS50ss。クチボソカラーです。
サイズは…計る前に喰いましたw

多分33cmぐらいです、多分w


これは淵頭から下流に向かって投げ、淵頭のガンガン瀬まで引いて来た時に来ました。



今シーズンは、なんか、これで運を使いきった気がします。
秋までオデコかも?しれませんので、ご容赦くださいw
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2015年3月4月
渓流釣行まとめ
 

なんとなく記事をあげずにいたらもう5月。
渓流には行っていたんです。 

2017年春の川辺川に。結論から言うと、雨がそこそこ降ってくれたおかげで川のコンディションはいつになく良く、工事であちこち掘り返されているにも拘らず山女魚は良く釣れております。

3月頭には工事を嫌って入渓する釣り人も少なかったのですが、「川辺川好調」のニュースはすぐに広まり、4月5月はスレた魚相手の難しい釣りを強いられることに。

まあ、スレるったって、東京近郊の川に比べればかなりマシなんですが、だんだん贅沢になっているんでしょうね、私も。
最初は一匹釣れれば満足だった山女魚釣りも「今日は5匹行かなかったから…」なんて思うように。しかし、その5匹の中には往々にしてウグイやカワムツも交じっているから現状は…

まあ、良しとしておきましょう。


水量豊かで工事以外の泥濁りもほぼ無い川辺川。
今シーズンは魚も残り好調です。

隠れ家が有るということは、鵜やビリや毒流しからも守られる事を意味し、こういった渓相が保たれるのは景観上も、釣り場保全上も良い事ですね。







私が釣るのは、いつも神屋敷あたりの人里から、奥地の椎原ダム周辺まで。
秘密に出来るほどのポイントは一つも有りません。だから、狙いのポイントはしばしばこんな感じになっています。


















 はい!工事キター!!

もうね、上から下までこんなんばっかですよ。
でも、悲観したもんじゃありません。

立ち入れない現場以外の、工事直後のポイントや、今やってない場所をコソーリ流してみると…






 はい、きたー!





良い魚が残っています。

ヒットルアーは自作スローシンキングミノーLNS50ss。

ドンガラと石をひっくり返し続ける50mほど下流での釣果。渓魚は自分に直接危害のない物は殆ど気にしないみたいです。

時間は昼前。こんな魚がまばゆい日差しの中でルアーにドーン!と当って来るから油断できない。




順調に釣果を挙げるスローシンキングミノー。

今はヘビーシンキングが主流ならしいんですが、根掛りが怖くてまだ手を出していません。

ってか、皆がヘビシン、ヘビシン、言ってる時に一人でスロシンとノーシン
(フローティング)使ってるから、充分釣りになります。

河口湖で一人バズベイト引き始めると、その人だけ釣れる状態に近いでしょうか?



オーパーツ発見!この石段は自然現象では説明が付かない!!!!!(本当は付くそうです)

巨人の石段みたいな渓谷を釣り上り、時々山女魚を上げながら進撃する事2時間…

そろそろ日も傾きかけるころ、それは来ました。






はい、岩魚、ドーン!

何故か川辺川でも時々岩魚が釣れます。
どうしてなんでしょうね?放流の稚魚にでも混じるんでしょうかね?

この岩魚は相当野性味が強く、野生化しているのかもしれませんね。

どこで卵を生んでいるんでしょうね?興味は尽きません。






この顔がすごい。

ヒットルアーはLNS50ss落ち鮎カラー。

はっきり言ってシーバス用に考えたカラーですが、渓流でもいけます。









この滝壺から奴は出てきた。

ここも所詮人目に着きやすい、どうってことないポイント。

地元の人しか知らない(って言うか、入れない)ような秘蔵ポイントにはどんな怪物が潜んでいるやら。「川辺川の底知れぬ片鱗を見たぜ…」

私も、いつか夢の40up山女魚に出会えるかもしれません。
そんな夢を見つつ引き上げます。






これこれ、帰ったらこれですよ!

これだから渓流は止められない。
 
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  2014年、渓流解禁!
3月の川辺川釣行
 

今年もやって来ました!渓流解禁です!私が一番よく通う渓流釣り場、球磨川支流、川辺川の近況を、ちょっと上げてみようと思います。

去年からちょくちょく雪が降ったおかげか、川の水量は平常。水位が低くて釣り辛いという事は有りませんでした。

水は澄み、菜の花や梅の花が香る心地よい春。
魚達も期待通り出てきてくれるかな?…

と、思って始めてみたのですが、何故か魚影無し、ライズなし、チェイス無し。


私が投げる新作スローシンキングミノーは何事も無く翡翠のような水の中をキラキラと輝きながら泳ぎ続け、それを遮るものは何も有りませんでした。

もしかして…網…入った?

網ならまだいいんですがね…

時々お薬がね…

嫌な予感を増幅する漂流物も流れてきます。

ハエ(こちらの地方名でオイカワの事)とか、イダ(やはり地方名、ウグイの事)が…ヒクヒクしながら流れてきます…





はい!お薬決定!



なんか、これ、たまに有るんですよね。リアル沈黙の春。
イダすら見られない時はまずこれです。違法なんですけどね…なんか…習慣としては残ってるのかもしれませんね…

ま、気分を変えて上流へ…

あれ?

なんか?

ついてる!?




うおっ!キター!

今年の初山女魚です。
ちなみのヤマメと打ち込んでも山女魚に変換はされません。
古い文献には「ヤマメ」の表記より「山女魚」の表記の方が多いのですが、最近は逆転しているんでしょうか?

そう言えば、世論を素直に「ヨロン」と読んだが為にセロン派の国語教師から糾弾吊るし上げを食らった事は無いでしょうか?
私の黒歴史ファイルには深々と刻みつけられています。
(奥歯噛み、涙浮かぶ)

あ、関係無いですねw

この山女魚は流心のA級ポイントを完全に外したC級竿抜けポイントから飛び出してきました。毒を避けて浅瀬に逃げたようです。しかし、私に捕まり…
なんというか…

美味しゅうございましたw

このポイントでは、あまり数を望めそうになかったので、一挙に宮園の小学校の上流まで行きます。



ちょっと、いつも漁券買う店で購入したまんじゅう食べて一休み。



場所移動したら、いきなり水面にライズリングが見えました。
イダの魚影もたくさん見えます。これこれ!これですよ!

御覧のように日も高く、とっくに昼も過ぎているから先行者の足跡を辿りながらのちょっと難しい釣りを強いられます。

有望なポイント周辺では、必ずと言っていいほどロリ山女魚がルアーを追って来ます。このロリチェイスが有るまで、割とぞんざいに投げながらどんどん上流へ進み…

来ましたよ…

ロリっ子達が…

見た感じ、魚が付きそうにもない浅瀬。

しかし、「二本以上の流れが合流」、「下に入って隠れられる石あり」、「鳥の脅威から身を守る白泡あり」等の好条件が重なっている場所なら、意外に山女魚は潜んでいます。これが釣れたのもそんな浅瀬でした。



放流されてから結構立っているようで、小さいながらも野性味満点の山女魚さんです。ヒットが有った場所からは慎重に釣り進み、この後、このサイズを何匹か追加。









この日はそこそこ釣れた所で引き上げます。
時刻は午後5時ぐらい。仕事上がりに釣りに来る人のために、魚を残しとかなきゃいけません。

まあ、私が自作ルアーで釣ったぐらいじゃ、居なくなりゃしないんですが、警戒して釣れる魚が残らなくなる可能性は有ります。

ちなみに私、リリースはほとんどしません。
釣れたらほぼ食います。その代わり多くは釣り上げません。




そこそこでいいんです。

本来、魚が食いつく筈もないオモチャで魚を掛ける道楽、それがルアーフィッシングだと思っているからこれでいいんです。

後日、父を連れて再び川辺川へ。



鹿の声を聞きながら父の足跡を追い、この日も、そこそこ釣り上げる事が出来ました。











 新色、ブルーギルカラーで釣れた一匹。突っ込み鋭く、顔もシャープで野性味満点ですね。

ルアー釣りの良い所は、餌釣りでは攻め辛い浅瀬や強風下でも釣りになる所。

竿抜けポイントの残り山女魚を釣るのに適しています。











父も結構釣り上げています。


父に渡したのは旧型自作ルアーだったのですが、まだまだこれだけのポテンシャルを持っていました。
この日は夕マズメまで父に付き合い、父9匹、私3匹の釣果でした。ちなみに、最近、父の方が多く釣る事が多くなってきました。






最後に掛って来たのは銀化になっていました。これが長く生き延びると、釣具屋の魚拓に見られるような尺上の大山女魚に育ちます。

川辺川では、海に下る余地が無いのでサクラマスにはなりませんが、サクラマスになる素質を持った魚です。













今シーズンは大変良い滑り出しになりました。
川のコンディションも大体良好で、評判によれば、コンスタントに釣れているようです。

この後、工事の状況などにもよるでしょうが、例年6月頭頃まで普通に釣れ、それ以降は高水温により釣りが一挙に難しくなります。

釣るなら、今のうちですよ。



球磨流域にはその他、私も行った事が無い好釣り場が沢山あるようです。
見付けたら、ちょくちょくここでお知らせします。

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